27 温泉番付 2

 

温泉番付を調べていたら、江戸末、明治、今のを見つけた。

石川県の温泉… 明治には、中宮も和倉も消え、山中温泉だけに。
で、今の「八岩まどか」さんが選んだ番付では、
和倉温泉が復活して、2湯が入っている。

和倉温泉… そういえば、一時期瀕死の状態だったと聞いている。
海辺に古い建物が並ぶ寂れた温泉街だったと…。
そこで、今は有名になった加賀屋があった。
接客が良くて名を上げてきたけど、仲居さんがすぐに辞める…と。
そこへ請われて人事係になった人が、
保育室をつくったり、労働時間をキッチリするなど、
仲居さんの労働環境の改善をはかると、退職者は減り、
接客までもが、劇的に改善していった…と。
それが、「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」で、
36年連続総合日本一につながり、
和倉温泉を全国区に引き上げていったんだ…と。

カンブリア宮殿という番組をよく見るけど、
経営状態がよく、成長している企業の共通点は、
「人を大切にする」企業だと言うこと。
消費者はもちろんだけど、それ以上に従業員を大切にしている。
いわゆるホワイト企業が成長している。
バブル〜バブル崩壊の頃に、ブラック化で業績維持したところは、
大概、ダメになっていった。

温泉番付をながめながら、生きがいと労働について考えていた。
コロナ禍の年末…

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